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歯科用顕微鏡  マイクロスコープ

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カールツァイス社製の歯科用顕微鏡、マイクロスコープです。

テレビなどで脳外科手術や心臓外科手術の時に見かけたりする顕微鏡の歯科バージョンといったところでしょうか。
顕微鏡歯科という言葉はまだ浸透していませんが、手術用顕微鏡を歯科治療に応用するという新しい言葉です。

拡大鏡(ルーペ)は2004年から使っていますが、今や診療には欠かせないアイテムとなっています。
現在のルーペは8倍にみえるのですが、もう少し大きく見たい時もあり、なんといってもマイクロスコープは最大21倍に拡大できますので見える世界が違います。

確かな数字かどうかはわかりませんが、歯科用顕微鏡を使用している歯科医は3〜5%くらいだといわれています。この数字からは歯科界では決して普及している機器だとはいえないと思います。
ではなぜ私が歯科用顕微鏡を導入したのかといいますと、
①ルーペよりもっと大きくみたいと思うことが多くなった。
②新し物好きなこと(^^ゞ
③これからはメジャーになってくるのではないかと思えたこと。
④使いこなすにはある程度の経験と慣れが必要だということ。
それなら早い方がいいのではないかと考えたからです。

ルーペは診療時間中ずっと使用していますが、マイクロスコープは全ての治療に使用するというわけにはいきません。しかし、ここぞというときには役に立ってくれることは間違いないでしょう。

歯科用顕微鏡の世界を少し体験してみてください

顕微鏡歯科 症例

根の治療中に異物を発見。
マイクロスコープを使用することにより、異物がしっかり確認できるため除去可能です。

ファイル術前1.jpg
除去前





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ファイル術後1.jpg
除去後